実際の作品作りで、手作りしたジェッソを使ってみました。
今回は、Toni Watts さんのレシピで、Slaked Plaster of Parisの代わりに、Gesso Sottile を材料にしたものを使いました。
作品は、今年4月のRosemaryさんのワークショップで作った作品を、復習がてらもう一度作り直すものです。今回は、文字から書いて、さらに一部デザインを変えてみました。
ファンデーショナル体の文字、練習不足であまり美しくないのが残念。
もっときちんと練習しなくては。反省。。。
ジェッソは、空気の泡が入らないように、羽根ペンでギルディング部分に載せていきます。
一晩以上おいて、完全に乾かします。私の住むエリアは、異常なほど乾燥しているので、すぐにカチカチに固まります。
翌日、完全に乾いたのを確認して、表面のざらつきをナイフで軽く削り、表面を整えます。(写真を撮り忘れました)
その後、メノウ棒で表面を磨きます。
すべての部分が、ピカピカ、つやつやになったら、今度は金箔貼りです。
ところが、最初、金箔がくっつかないというトラブルに。。。理由は、「極度の乾燥」でした。
息が苦しくなるほど、ジェッソ表面に息を吹きかけて、湿り気を与え、膠の成分をアクティベートしなくてはなりませんでした。
冬にジェッソを使うときは、ここもそれなりに湿度があるので、逆に息の吹きかけすぎが問題になるのでコントロールが必要ですが、夏は全くその逆です。
これが、カリグラファー、イルミネーターのValerieさんがおっしゃっていた、
「ジェッソを塗って乾かすのは西海岸、金箔を貼るのは東海岸がいいのよねぇ」
という言葉そのものなんですね。
せっせと金箔を貼っていきます。今回は、W&Bの24Kを使っています。
キラキラです。
サンフランシスコ近郊、East Bay Area の自宅でカリグラフィー教室を開いています。また、ご依頼に応じて宛名書き、カード作り、記念ボード作りも承っております。興味のある方ぜひお問い合わせくださいませ。
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